こんにちは、「久我山左近日記」の記事を執筆している司法書士の久我山左近です。
資格試験に挑戦したいけど、「自分にその資格の受験資格があるのか不安…」そんな風に感じている方は多くいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、人気の国家資格である弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、弁理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、土地家屋調査士などの資格について、受験資格の違いや注意点を元システムエンジニアで司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。
将来的に独立開業やキャリアアップを目指す方にとって、第一歩となるのが受験資格の確認ですので、ぜひ最後までご覧ください。
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最近では、厳しい受験資格が撤廃された国家資格がとても多くなりました!


1. 弁護士(司法試験)の受験資格
弁護士になるには、司法試験に合格する必要がありますが、受験資格として以下のいずれかを満たす必要があります。
- 法科大学院(ロースクール)を修了
- 予備試験に合格
学歴がない場合でも予備試験に合格すれば、司法試験の受験が可能ですが、この予備試験に関しては本試験でもある司法試験より遥かに難易度が高くなります。
現実的には、法科大学院(ロースクール)を修了して司法試験というルートが難易度も低くわたしのお勧めの司法試験の合格ルートになります。
現在でも司法試験は、日本で1番の最難関資格ではありますが、旧司法試験と比較いたしますと、かなり難易度は低くなっていますので、取り扱い可能な業務範囲を考えますと、とってもお勧めな国家資格になります。
2. 公認会計士の受験資格
公認会計士試験は、年齢・学歴・職歴すべて不問です。
誰でも受験可能な国家資格ですが、難易度は司法試験の予備試験に次いで2番目に難しい国家資格になります。
1年間に短答式試験が2回、論文試験が1回あり、短答式試験に合格すると、次は論文式試験へ進みます。
なお、難易度を考えますと合格まである程度は長期のスケジュールを計画する必要があります。
3. 税理士の受験資格
税理士試験には以下のいずれかの受験資格が必要です。
- 指定された大学・学部で必要科目を履修し卒業
- 日商簿記1級合格者
- 会計事務経験者(実務2年以上)
- 弁護士・会計士等の有資格者は一部免除あり
自分の学歴や経験を元に、どのルートで受験資格が得られるか確認しましょう。
なお、税理士試験は合計で 5科目 に合格する必要があります。
必須科目(2科目)簿記論・財務諸表論
選択必須科目(1科目を選択)所得税法・法人税法
選択科目(2科目を選択)相続税法・消費税法・酒税法・国税徴収法・住民税事業税・事業税
この内の5科目に合格する必要がありますが、逆に言えば時間がかかっても5科目に合格すればいいとも考えられますので、しっかりとスケジュールを計画して試験に望んだ方がいい結果に繋がる試験でもあります。
4. 司法書士の受験資格
司法書士試験は、年齢・学歴・職歴不問で受験可能です。
ただし、試験の難易度は高く、合格率は毎年4%前後と狭き門になります。
なお、試験の内容的には暗記が中心になりますが、とても量が多いので、それなりの時間がかかることは覚悟する必要があります。
5. 弁理士の受験資格
弁理士試験も、受験資格に制限なし。誰でも挑戦できます。
試験の内容については、理系出身者や知的財産の業務経験者が多く受験しており、特許・商標法など専門的な知識が求められます。
6. 社会保険労務士(社労士)の受験資格
社労士試験を受けるには、次のいずれかを満たす必要があります。
- 短大・大学・専門学校(一定の学科)卒業
- 実務経験3年以上(労務・社会保険関係)
- 厚生労働大臣認定の国家資格合格者
なお、「学歴なし」でも実務経験があれば受験可能な資格です。
このくらいの難易度から仕事の片手間に受験勉強をして合格することが現実的な資格になります。
7. 行政書士の受験資格
行政書士試験は年齢・学歴・実務経験不問で誰でも受験可能です。
法律初学者でも取り組みやすい国家資格のひとつで、独学でも数ヶ月程度の期間で合格が可能です。
8. 中小企業診断士の受験資格
中小企業診断士試験には受験資格はありませんので、誰でも受験することが可能です。
なお、登録するには、一次試験と二次試験に合格後、実務補習または実務経験が必要になります。
企業支援や経営コンサル系に強く、ビジネスパーソンに人気がある資格になります。
9. 土地家屋調査士の受験資格
土地家屋調査士試験も、年齢・学歴・実務経験など一切不問になります。
ただし、測量士・測量士補の資格を持っていると、一部の受験科目が免除されます!
試験的には簡単な数学の知識が必要となり、試験の難易度自体は高くありませんが、試験自体に癖がありますので、上手く試験対策をする必要があります。
測量と不動産登記の専門職であり、司法書士と並び独立開業しやすい資格です。
おすすめの学習方法(簡易まとめ)
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ここまでで、今回の記事「資格試験の取得に速読は有効な方法なのか?実際の合格体験記も紹介!」のテーマの解説は以上になります。
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それでは、元システムエンジニアで司法書士の久我山左近でした!
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